本日は少しマニアックに所沢市の各地域の高齢化率を地図に落としてみました.上記画像と同じpdfはこちら
データソースは埼玉県庁「埼玉県町(丁)字別人口調査」で,2019年(令和2年)1月1日時点のデータです.
R言語を使ってGISをおこなっているのですが,詳細は割愛します(leafletパッケージなどを使っています.).コードが欲しい方は連絡ください.
はてさて,地図を見ていくと...
西武池袋線,新宿線の駅近くは緑色が多く,高齢化率が低い事がわかります.小手指駅の近くにもタワマンがありますし,所沢駅近くなどもバンバン建っていますものね.子育て世代が流入していることが伺えます.
KADOKAWAグループの「ところざわサクラタウン」がくる東所沢駅周辺も緑色で高齢化率が低いですね.
結局,通勤に便利な場所に若い人が来る,ということなんでしょうか…
赤い箇所が高齢化率が高い地区ですが,駅から遠い地区は軒並みそうですね…
「椿峰ニュータウン」でいうと,「大字山口」(やたら広い)は薄い赤でやや高齢化率が高い(30.8%).一方で「小手指南」は緑色で高齢化率が低い(例えば小手指南5丁目は14.4%)です.やはり駅からの距離なのか...
「椿峰ニュータウン」の近所の「松が丘」はかなり赤色が濃いですね.松が丘1丁目は43.0%,松が丘2丁目は40.8%となっています.子育て世代の流入が少ない可能性があります.
駅から遠い地域は高齢化率が高い傾向にあることが分かりました.
そこで!
「つばきのわ」は椿峰地区をはじめ,所沢市の郊外を活性化していきます!
という強引な締め方ですが,引き続き所沢市の分析をしていきたいと思います.
2020年4月23日追記
高齢化率が高い地区を赤くしているのは,高齢化が悪い事を示しているのではなく,現状を認識するためです.あくまでもニュートラルな立場をとっています.
埼玉県庁「埼玉県町(丁)字別人口調査」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a009/kekahoukoku02.html